2007年8月14日

泣き入りひきつけ

1歳0ヶ月2日目

今朝、菜々花は救急車に乗りました。
なんてことをいきなり書いて、読者の皆様にご心配をおかけするといけないので結論から言いますと、特に異常はなく今は元気にしています。

診断結果は、「泣き入りひきつけ」とのことでした。
脳の発達が未熟な乳幼児に見られる「問題のない」ひきつけで、主に大泣きした際に息が突然止まり、顔面が紫色(チアノーゼ)になったりするもので、1分程度で回復するそうです。
原因がわかり、問題ないようなので今はほっとひと安心ですが、その時はもう私はパニック状態で生きた心地がしませんでしたよ。

そんな今日の様子、一応記録しておくので興味のある方は続きをどうぞ。(長文です)

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今朝、実家で姪っ子と一緒にピアノをひいて遊んでいた時のことです。
菜々花がひと声「わーん」と泣いたので、姪っ子が菜々花を抱っこして私のところまで連れて来たのです。
最近大泣きした際に、ひと声「わーん」と発して数秒ためてからまた泣き出すということがよくあったんです。
そんな時は唇が紫色になるので、ちょっと心配はしていたのですが・・・。

菜々花を抱くと、息をはいたままの状態で呼吸が停止し、顔面がみるみるうちに紫色になり、目は白目をむき出し、意識はありませんでした。
体は後方に反った状態で硬直しており、必死の呼びかけにも無反応です。
パニック状態で「救急車!」と叫ぶ私に母が慌てて救急車を呼び、父が菜々花を抱きかかえました。

そんな菜々花を見て、とにかく焦る私。
最悪のコトが頭をよぎりました。
ただひたすら、「ななちゃん!ななちゃん!息して!おねがい!」と叫ぶことしかできなかった・・・。
唯一父が冷静に「落ち着け!」と言ってくれて、菜々花に人工呼吸を行いました。
すると菜々花は意識を取り戻し、少し泣いた後にケロっとした顔で何事もなかったかのように回復したのです。
ものすごく長く感じたけれど、呼吸が停止していたのは1〜2分だったと思います。

その後救急車が到着。
車中では、ただならぬ雰囲気にまたしても大泣き。
また同じことが起るのではないかとヒヤヒヤで、何度も「大丈夫だからね、ママここにいるからね」と落ち着かせようと必死でした。

そして総合病院へ運ばれ、小児科で血液検査&診察が行われました。
朝早起きして一度もお昼寝していなかったせいか、眠くてご機嫌が悪い上に大嫌いな病院へ連れて来られたものだから、診察中は終始大泣きです(汗)
泣き叫ぶ体を押さえつけて、採血されている姿を見るのは本当に辛かった・・・。
しかも、お盆休みのせいか研修医の学生さんだらけで、採血もあまり上手ではないらしく、最後は針が腕から抜けて血が噴き出してしまう始末。
あまりの姿に、見ていて涙が出てきましたよ。
でもこうして経験を積んで立派なお医者さんになって行くんでしょうね。頑張れ、研修医くん達!

40分ほど待った後、血液検査の結果が出ました。
今度は小児科の部長さんが結果を説明してくださったので、ちょっと安心。ごめん!研修医くん。

検査の結果は特に異常ナシ。
症状からして、「泣き入りひきつけ」とのことでした。
もしまた起った場合は、焦らず静かに横に寝かせて様子を見るようにとのことでした。
普通は1分程度で、呼吸をし始めるそうです。
1分以上経ってもぐったりとしていて呼吸をしていないようであれば、人工呼吸などにより呼吸を促す必要もあるそうですが、そうなることは稀だとか。
また、命に関わるものではなく、発作後も脳などに後遺症が残ることもないと聞いてひと安心です。

今回菜々花がこのような状態になった時、私は何をしていいのかわからずただただ叫び続けていました。
今後も何が起るかわからないので、万が一の時に備えて最低限の救命処置の仕方を覚えておこうと思いました。

菜々花はかんが強いというか、神経質というか、結構激しく泣くことが多いんです。
ああいう泣き方をする以上、また起きる可能性もありますが、問題ないことがわかったので今回のようにパニックになることはないと思います。
でもあんな姿見たらまた救急車呼んじゃいそうー。
家に帰ってネットで調べると、「泣き入りひきつけを一度起こした後は、過保護になりすぎないように」と書かれてあったのですが、一度あんな症状を見てしまうと嫌でも過保護になってしまいそうです(汗)
しばらくは、泣く度にドキドキですよ。
何はともあれ、無事で本当に良かった。

ただ・・・。
「お陰で3回もディープキスしちゃった♪」と言う父のコトバに、とっても複雑な私・・・(汗)


MEMO

「泣き入りひきつけ」→ gooヘルスケア
一時救命処置 → 日本赤十字社

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コメント

お誕生日おめでとうございます〜〜って、張り切って書こうと思いましたが、とんだ事件が発生してたのですね。
そんな状態を見たら、間違いなくパニックですよ。
似たような感じだと、過呼吸に近いのでしょうか?
しかし、ご両親現場に居たのはなによりでしたけど・・・。
ほんと、何事もなくてよかったです。

ちょっとお出かけで出遅れました〜
Uo・ェ・oU/゜・:*【祝】*:・゜\Uo・ェ・oU

だけど今日の記事を見てビックリ!
mayuさん本当にお疲れ様でした。

なのたんもたまに泣くときに呼吸をしてないときがあります。4〜5秒ぐらいでしょうか?それのひどいのが今回の症状なのでしょうか。続きも全部よまさせてもらいましたが大変勉強になりました。
知識として持っておくと後々役に立つかもしれません。
ありがとうございます。

最初、読んでてビックリしたよぉ。(≧□≦)ノ
でも♪何事も無くて、ホントにホントに良かったっ!!!

ユンは、一度、「わ〜んっ!」って大きく声を出して泣いた
後に、十数秒呼吸が止まって、その後、すごい勢いで息を
吸って、また、「わ〜んっ!」って泣くコトが多いんだけど
その間隔が、1〜2分って感じだったのかな???

私も、mayuちゃんと同じ立場になったら…とてもじゃ
ないけど冷静でいられる自信がないよぉ。(≧□≦)ノ
不幸中の幸いで、実家にいる時で良かったねぇ。o(;△;)o

mayuさん大変でしたね。でも無事でよかった。「普通は1分程度で、呼吸をし始める」といわれても、1分間も息してないのを落ち着いて見守るのは大変ですよね〜。「死んじゃう」って思っちゃう。知らなければ、絶対パニックになります。わたしも、こういうことがあるかもって、心しておきます。なければいいけど。。。

怖かったですね。ひきつけって周りで経験したひとがいないんでブログを読んでびっくりしました!
なんともなくてホッとしましたが、mayuさんこわかったですよね。こういうこともあると考えておじいちゃんみたいに冷静に行動できるようにしとかないといけないですね。
一人の時じゃなくて良かったですね。

最後まで読ませていただきました。本当に生きた心地しなかったでしょうね・・・・・・・・
でもひきつけは、私も子供の頃何度もしたみたいです!!
姉なんて、一時間以上けいれんのままだった事も・・・・・・
母も毎回救急車で生きた心地がしなかったと言っていました!脳に障害が残るのでは??という心配が一番強かった
らしいですが、大丈夫でした♪
母はひきつけには、結構詳しくて・・けいれんは、一度や二度、おこすかもしれないけど、慌てずに様子を見て、あまりにもなかなか戻らなかったら救急車を呼んだらいいから!!!
なんて言われていますが、実際私も子供がひきつけたら
パニックで様子なんてみてられないと思います!!!
mayuさんもゆっくり休んでくださいね!!!

Σ(=∇=ノノヒィッッー!!
mayuさん、とっても恐かったでしょう(´;ェ;`)ウゥ・・・
読んでてちょっと涙が出てきました(/ー ̄;)
そして菜々花ちゃんも恐かったね。
『1分程度で呼吸がもどる』といってもその1分が長い!!!
1分で戻ったなんて思えませんよね(@Д@; アセアセ・・・
何はともあれ、無事でよかったです(〃´o`)=3 フゥ

大変でしたね。とりあえず無事とのこと良かったです。

なんと、、そんな事があったんですか!
mayuさんの立場になって読んでいると、ちょっとドキドキしてきましたよ。
私だったら生きている心地がしないだろうな。。と思いました。
大事に至らなくて本当に良かったです!

今思えばうちも泣き入りひきつけだったかもということが。
寝起きに号泣してそのまま呼吸が出来なくなって・・・。

痰がつまったのかと思って、逆さまにしたりしてるうちに
息吹き返して急いで近くの小児科行ったことありました。
小児科の受診終わっちゃって、内科の先生に診てもらって
診断名つかづモヤっとしたんですが。

でもその場の光景、分かります。
私も一人でどうしていいかわからず、実母に電話して
「息してない!どうしよ!」ってパニックでした。
菜々花ちゃんも何事もなくってよかったけど、
もう一度同じことが起こっても、パニックにならないって言えないですよね。

うわぁ。
すっごいびっくりしたでしょうね。。。。
そんな状態になったら誰でもパニックになっちゃいますよね。ひどいことにならなくてホントによかったですね。

うちは、3ヶ月目くらいで指を怪我させてしまったことがありますが、このときもスッごくびっくりして、夜中に救急に駆け込みました。

幸い、すぐに爪が生え変わって、今では跡も無いくらいになってほっとしてます。でも、今でもあのときの泣き顔ははっきりと思い出せます。。。

自分を振り返って考えると、いろんなことがあって、親として成長してるのかな。。。親って責任重いですね。しみじみ実感です。

♪お返事です。

皆さんご心配をおかけしました。
申し訳ございませんが、今回はお返事をまとめてさせていただきます。

今回の出来事は、本当に寿命が縮まる思いでした。
問題ないとわかっていても、また再度「泣き入りひきつけ」を起こしたら同じ様に慌ててしまうような気がします。

皆さんのコメントを読んで、同じような泣き方をする子が結構多いんだなぁと思いました。
だって、菜々花は人一倍ヒステリックなのかと思っていたものですから・・・。
大泣きした際に数秒呼吸が止まるという泣き方は、最近頻繁にしていたんです。
でも今回は、数秒止まったかと思って抱き上げると、体は硬直状態で後ろに反っていて、足はダランとした状態。更に白目むき出し(これが一番ショックだった)で失神していたんです。
こんな状態を目の当たりにしたら、きっと親なら誰でもパニックに陥ると思います。
もう、このまま息を吹き返さなかったらどうしようかと思いましたよ。
どの位呼吸が停止したらヤバイんだっけ、なんて考えたりして。

普段であれば、数秒呼吸が止まるような泣き方をした際は、すぐに抱きかかえて「ヨシヨシ」と背中を叩いて落ち着かせていたんです。
でも今回は、少し離れていたため姪っ子(6歳)が泣いてる菜々花を抱き上げて、私の所まで連れて来てくれたんですけど・・・。
そのことが余計不安をあおいでしまったのかもしれません。

呼吸が数秒止まるような泣き方をした際には、すぐに抱っこをして安心させてあげることで、「泣き入りひきつけ」を回避することができるそうです。
そして万が一、「泣き入りひきつけ」を起こした際は、落ち着いてゆっくりと横にして呼吸が回復するのを待てば良いそうです。
また、これによる脳などへの後遺症はないそうです。

今回の経験が少しでも皆さんのお役に立てればと思い、記事にさせていただきました。

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